日経平均21000円、NT倍率も上昇中

日経平均はザラバ中に21000円を付けました。

21年ぶりと言われていますが、あまり何年振りは日経の場合関係ないですね。

日経の非連続性についての記事はこちら

日経は高値更新と言いますが・・・

2017.10.12

さてNT倍率がどうなっているか見てみました。

実はこちらも連続性というか、過去との単純比較は意味がないのですが、ちょっと見てみましょう。

NT倍率の上昇を伴いながら日経は21000円

NT倍率は今月に入ってじりじりとボトムから上昇しています。

9月末の12.155から12.35を越えるところまで上昇しています。

長期で見たチャートは以下の通りです。

3月から一貫して下がっていたNT倍率がやっと底打ちした感じです。

NT倍率を見るときの注意

現在、NT倍率を見るときには過去の水準にとらわれないようにしなければいけません。

2013年のころのNT倍率高値と較べると低くなっていますが、これには理由があります。

2016年から日銀はETFを買い入れる時に、日経型とTOPIX型の比率を変えました。

依然は日経型の買い入れが多かったのですが、現在はTOPIX型の方の買い入れが多くなっています。

2016年以前は、日銀の買いによってむしろNT倍率は高めに歪められていました。

2016年以降は、徐々にNT倍率は下がる方向にあり、本来の姿に戻っている、と考えることができます。

過去のNT倍率のボトムアウト時は日経平均はさらに上昇

過去の水準との比較にあまり意味はありませんが、NT倍率のモメンタムはチェックしておいた方がよいと考えています。

また本来はNT倍率とドル円の関係も見ておく必要があります。

日経とTOPIXの構成が違うので為替感応度が違います。

通常は為替が円安に振れた時にはNT倍率は上昇しやすい、と言えます。

現在は為替ドル円がもたついている中でもNT倍率、日経ともに上昇している状況であることは頭に入れておいた方がいいと考えています。

NT倍率はあくまで参考

NT倍率だけでマーケットを語ることはできません。

他の金融資産の動きや経済指標、海外株の動き、などを見たうえでNT倍率も参考にする、というのが正しい使い方です。

現在のマーケット

海外の株式市場は高すぎる、というイメージがあるかと思います。

しかしSkew Indexを見ても警戒感を伴いながらの上昇で、過度の楽観に支えられた上昇ではないと考えています。

現在の日本株がまさにそうですが、このような警戒感を伴いながらの上昇は、いかにも短期の投資家がショートから入りたくなるマーケットになります。

そして、そうやって作られた短期のショートポジションの踏み上げがエネルギーになってじりじりと上昇が続く、というパターンになりがちです。

NT倍率が徐々に上昇しているのも、日経先物という投機筋が手を出しやすい商品のショートカバーが徐々に入っているからだと考えています。

まだもう少し上昇は続き、その後に時間をかけてもみ合い調整を経てからもう一段の上昇があるのではないか、というメインシナリオを持っています。


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