本当にみんな強気なのかい?

どうやら15日連騰が見えてきました。

まあここからまだ30分あるけど。

マーケットは一面強気らしい

株式や先物の投資ブログを見ていると、マーケットは総強気らしい

自分の感覚がおかしくなったのか、自分の付き合っている人たちが特殊なのか、自分の知っている世界と全然景色が違っています。

みなさんが総強気というほど、自分も含めまわりの人間もそれほど楽観的にロングを持っていない。

むしろ自分のまわりは少しショート気味でやられている感じ。

お互いに本当のポジションは言わないのでなんともいえないけれど、まあ長い付き合いなので多分間違いないと思う。

ショートと言ってもそんなに大きなショートではないし、本人たちにとってはニュートラルな程度だと思うけど。

ではどこから総強気なマーケットという話が出てきているんだろう、と不思議に思って考えてみました。

総強気を唱えている人の特徴

いろいろなブログで、マーケットは総強気で楽観的なので天井感がある、と書かれています。

でもそういった人々の特徴は、今ショートで捕まっている、というところです。

自分の損益がマイナスだと、マーケットで強気を唱える人が敵に見えて、そういう強気の人が実際以上に多く見えているのではないか、と思います。

バイアスですね。

でも実際はショートで苦しい、という人の声の方が自分には多く目に入ってきます。
これもバイアスかもしれませんが・・・。

この相場で儲かっている人は少ない(除く長期の株ホルダー)

長期の株式投資家は当然ここは儲かっているでしょう。

新興市場などに過度に偏ってなければですが。

しかし短期のトレーダーは割と捕まっている人が多い印象です。

前にも書きましたが、儲かっているのはショートで苦しんでいる自称天才、自称プロの投資家が上から目線で素人投資家と揶揄している一般の投資家ではありません。

儲かっているのは日銀様です。

株式投資家の中で、19000円台で拾えた人は少ないし、その後の20000円台も上値21000円は鉄板と考えていたはずで買えていないと思います。

むしろ売りから入るのが普通のトレーダー

鉄板の21000円を前に、売りから入るのは短期トレーダーの一番儲かる手法の一つです。

ですから普段儲かっている人ほど、この上昇相場に乗れていなくても不思議はないわけです。

ここ1ヶ月、売りから入る、という方針を取っていたとしてもなんの反省も必要がないことだと思っています。

ただ自分の周りを見る限りは、その後の敗戦処理については上手な人、下手な人がいます。

反省するなら損切りの上手、下手の部分でしょう。

取引開始の時の売ったことにこだわっていろいろ考えるから、自分と逆に買っていた人が楽観的すぎるように見えるんじゃないですかね。

考えるなら取引の手仕舞いをうまくできなかったことを考えるべきで、そうすれば自分の未熟さがわかるはずです。

戦略は正しかったから、楽観的な人と違って自分は深く考えていた、と考えるのは自己優越感の裏返しです。

しかしそれはトレーダーとしては絶対やってはいけない、自己責任を放棄したすり替えです。

マーケットが久々に大きく動いた要因

マーケットを大きく動かす一番の要因は短期トレーダーのロスカットです。

長期の投資家はなるべくマーケットにインパクトを与えずに、そおっとゆっくり株を買っていきます。

大口投資家も同じです。

なぜ彼らがインパクトを与えずに買えるかというと、短期のトレーダーが売り向かってしまうからです。

大口投資家が買いが進むにつれて、マーケットには短期トレーダーのショートポジションが積みあがっていきます。

短期トレーダーたちが徐々に買い戻しを始め、最終的にロスカットが強制される水準になると残っているショートポジションが一斉に買い戻しに走り、マーケットは大きく上昇します。

こういった大きな上昇を見て、今日大きな買いが入った、と考えますが、そうではなく大きな買いはもっと前に入っている可能性が高いのです。

今回については、日銀のETF買いのインパクトが時間差で大きな上昇の要因になっていると考えています。

ここ1,2年は、日銀のETF買いの大きさを考えて、短期トレーダーもあまりショートを引っ張りませんでした。

それが日経平均のボラティリティが低かった理由です。

でも今回は、北朝鮮問題、NT倍率の低下、21000円という10年以上常に跳ね返された天井、など短期トレーダーが日銀ETFの威力を考慮に入れてもショートしたくなる要因が山積みでした。

そのショートポジションの積み上がりが今回の大きな上げにつながっていると考えています。

反転はいつか

マーケットですからいつかは必ず反転します。

今回は日本株にとって特殊な要因で積みあがったショートポジションの踏み上げが作っている上昇トレンドなので、大きな海外要因が絡まないと下がるのは難しいと考えています。

米国株の調整があると思っていますが、意外に米国株の下げに比べて日本株はそれほどではない可能性が今回はあります。

日本株の本格的な上昇トレンドが始まった可能性が高いからです。

その場合、反転というか大暴落があるのはだいぶ先のことになりそうです。

少なくとも個人投資家が儲かって、それを聞いたにわか投資家が儲かって、最後に慎重だった人たちも株式市場に参加する、そういうマーケットになってからだと考えています。

現時点では個人投資家が儲かってしょうがない、という状況ではありません。

にわか投資家が出てくる様子もまだありません。

海外マーケット要因だけ注意

海外の下落要因だけはチェックしておく必要はあります。

ただ現時点でリーマンショックのようなものはまだ見当たりません。

大きな大暴落の前には何か予兆があるものです。

米国の利上げ、中国経済、欧州経済、などまたいろいろと出てくる可能性はありますが、世界中を巻き込んでの大暴落の芽にはならないと現段階では考えています。

実際にそのあたりが下げだしてから考えても十分に間に合う材料ばかりです。

本当は大きく下げてもらった方が自分は儲かると思うので、暴落歓迎なのですが、なかなかそうなりそうにありません。

総強気と言っている方々の声が大きい間はなかなか下がりそうにないマーケットです。


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